どうも!ゆう(@yuukie127)です。
法定通貨FXや株式投資をしてきた僕が、仮想通貨に投資をしてみて感じた仮想通貨投資の常識・非常識をまとめました。仮想通貨バブルに乗り遅れた組なので、これから仮想通貨投資をはじめる人には役立つはず…!
原資23万円→評価額34万円(+49%)
※運用期間3週間数ヶ月だけ、仮想通貨比率高めてアクティブ運用しようかな_:(´ཀ`」 ∠): pic.twitter.com/EgbRMEv1OI
— ゆう (@yuukie127) June 20, 2017
仮想通貨投資の常識・非常識
1.テクニカル分析が通用しない
仮想通貨投資でもチャートは存在しますが、二番底、トリプルトップ、サポート、レジスタンスとかテクニカル分析があまり通用しない気がしています。
仮想通貨市場全体が上昇トレンドで本格的な下落トレンドの実績が少ないから、ラインを引きにくいんですよね(笑)あと、仮想通貨トレーダーが少ない中、テクニカル分析を知らない人が多いのでテクニカルが意識されていないとか、といいった理由もあると思います。
黎明期で絶賛規模拡大中の市場でトレードは一味違うのかもしれません。ちなみに、僕はファンダメンタルズ分析という名の希望的観測で投資してます…!
2.20%の下落は日常
仮想通貨市場では20%程度の下落は日常茶飯事です。コインによっては24時間で100%上昇したり、80%下落したりするジェットコースター相場もあります。はっきり言ってポンド円なんか比じゃないです。

急激な下落相場にビビッて損切したくなりますが、それも注意!20%下落した数時間後に戻るというミラクルな動きをするので時には含み損を抱えて耐え抜くことが必要なんだと思います。
莫大な含み益を抱えている古参は一時的に5割減になろうが平気です。「おー、落ちたなー」「また戻るっしょ」くらい心に余裕をもって投資することが必要な気がしてます。(だからレバレッジをかけるのは極力避けたい)
3.古参の買い方はクレイジー
誉め言葉で表現すると、古参コイナーのトレードはクレイジーです。2017年5月末から仮想通貨投資をはじめて数週間で投資額が1.5倍になってワーイワーイと喜んでいたのですが、僕なんて所詮新参者。
古参は遥かに多くの含み益をもっています。10万円の原資が10倍とか100倍とか膨れ上がってます。嘘みたいですが本当の話ですよ。億トレーダーが何百人もいるので。
一週間でマイナス6000万くらい。ツラい。 pic.twitter.com/0pCPY3JcNe
— 暗号太郎 (@angoutaro) June 27, 2017
含み益がたっぷりとある古参の仮想通貨トレーダーは投資運用に余裕があるから、数十万円とかポンと投資できちゃうんです。チャンスだと思ったら数百万円くらいは平気で投資してきます。
株式投資で数十万円や数百万円は普通かもしれませんが、不確実・不安定な仮想通貨市場で数百万円の投資は結構勇気いりますよ。新参者の僕から見ると古参コイナーはクレイジーです(笑)でも、当たれば爆益、外れても所詮原資数万円の損失だから古参は強いのです!羨ましい限り…。
4.企業動向に超敏感に反応
- A社がZ国政府関係者と会談した
- A社は今後こういう機能を実装する計画
- A社の技術を、B社が導入検討
こうしたニュースで、急に10%とか値上がりしたりします。信憑性が高かったり相手が大企業だったりすると50%とか暴騰します。株式投資の世界でも噂で買って事実で売る..みたいなことはありますが仮想通貨市場はそれ以上。
決算書もないし実証検証中だから、プロジェクト動向の情報が唯一の投資判断材料なんです。僕もこうしたニュースをチェックして、僕はファンダメンタルズ分析という名の希望的観測で投資してます(笑)
5.オプション絡みのブレイクがない
法定通貨FXだと、オプション絡みの攻防ってすごいんですよね?ヘッジファンド vs ヘッジファンドで乱高下、レジスタンスやサポートを超えてビューン…!ロスカットを巻き込んでドーン、ドーン、ズドーーン!
…FXってこういうのありません?ヘッジファンドの仕掛けるエグいやつ。
でも、仮想通貨ではこういうオプション絡みやロスカット巻き込み型の相場急変動はないので個人的にはトレードしやすいです。
仮想通貨市場が投機の対象になっているとはいえ、まだまだ参加者が少ないですし素直な動きをしてくれる。今は狙い時なのかなって思ってます。
6.対人トレードだから利確をしやすい
あくまでも推測なのですが、仮想通貨市場ではアルゴリズムを駆使した自動売買はほとんどありません。イライラするジリ上げアルゴ、ジリ下げアルゴとかもないと思います。アルゴがいない相場は平和!快適にトレードできます!
将来的にはアルゴリズムを駆使した超高速取引が増えるかもしれませんが、今はまだ機械学習やディープラーニングをするにもサンプル数が少な過ぎるから、参入してきても当面の間はたぶん不完全。しばらくの間は快適にトレードできると思います。
7.ビットコインが下落すると、仮想通貨全体が下落する
現在、仮想通貨市場ではビットコインが基軸通貨になっています。アルトコインで稼ごうと仮想通貨売買をしていても、ビットコインが値崩れ起こすとアルトコインも下落します。
時間が経てば戻ることが多いのですが、下落相場を見るのは精神衛生上よろしくない。対円でめちゃくちゃ下落しても、対ビットコインだとほとんど変わっていないことも多々あります。下落相場の時は、円(JPY)建てよりもビットコイン(BTC)建てでみて、冷静に判断するのが吉です。
8.最新の情報はTwitterか海外のフォーラム
仮想通貨について調べるとき、日本語記事はほとんど役立ちませんでした。特に、企業メディアやニュースサイトは総論的なものばかり。仮想通貨の概要を勉強するにはいいけど、投資の情報にはならない。
実際に、仮想通貨に投資している人のTwitterや個人ブログ、海外の仮想通貨フォーラムの情報の方が圧倒的に役立ちます。本当に本当に有益な情報は水面下で情報交換されるので、人的ネットワークを作るのはどの業界も同じですね。
9.英語力と技術知識があると有利
仮想通貨市場は、海外の方が圧倒的に盛んです。日本では「この仮想通貨はいくらになるか?」的な情報が多いですが、海外は「この技術がどういう影響をもたらすか?」的な情報交換が多い印象を受けています。
だから投資判断をするにあたっては、英語がスラスラ読めて理解できたり、技術の可能性をイメージできる人は1次情報を入手しやすく結果的にかなり有利になると思います。
また、海外取引所の方が売買手数料が圧倒的に安く、取扱い通貨も多いのでトレードの幅が広がります。英語力がない人は、google翻訳を駆使しましょう。ぼくも活用しまくってます(笑)
仮想通貨投資の考え方
- 投機で盛り上がっているだけだから、仮想通貨はそのうち消えてなくなる
- 信託保全がないから、仮想通貨投資は危険
- 実態がない仮想通貨に投資はアホだ
…いろいろ言われたりしてますよね。わかります。ぼくも仮想通貨投資をはじめる前まではそうでしたから(笑)
でも思うんです。
黎明期でみんな手探り状態!そんな黎明期にトレードできる機会なんて数十年に1度あるかないか。ぼくは絶好の機会と捉えて一歩踏み出しました。
仮想通貨市場って、インターネットバブルの時と似ていると思うんですよね。その時も、ビットとかネットが付く会社が爆発的に増えて今ほとんどの会社が消えてましたし。
その時の会社は消えたけど、インターネットというインフラが残った。今の仮想通貨は消えるかもしれないけど、暗号通貨・ブロックチェーンは残るし、発展しますよね。
ちなみに、今売買している仮想通貨の9割以上は、数年後には消えているかもしれないと覚悟した上で投資しています。実際、仮想通貨投資をやってみてるとガラリとイメージが変わりました。それだけでも大きな収穫なんじゃないかなーっと思ってます。
全財産の全力投資やレバレッジをかけた信用取引はおすすめできないですが、余剰資金を投資する先としては仮想通貨も結構面白いと思いますよ。当たればリターンが大きいですからね♪