仮想通貨取引所Zaifを運営するテックビューロ社がCOMSA(コムサ)プロジェクトが注目されます。

scam(詐欺)案件なんじゃないか?という疑問も多数見受けられますが、ぼくはスキャム案件とは考えていません。

とはいえ、全面的に信じているわけじゃないので、その点を踏まえて、ぼくの考えをまとめましたいと思います。

結論から書くと、

  • 短期的には儲からないけど、中長期的には爆益の可能性がある
  • 日本がICOを牽引する立ち位置を築けるかもしれない
  • テックビューロ社は、絶対儲かるからズルいw
  • 各国のICO規制動向が最大のリスク

と思ってます。

テックビューロ社は絶対損をしない仕組みになっていることから、scam(詐欺)といわれても無理はないなって思いますw でも、純粋にテックビューロ社の戦略は壮大だし、すごいと思ってます。

COMSAトークンセールの概要

トークンセールは2017年10月2日14:00(JST)に開始され、2017年11月6日14:00(JST)に終了する。
引用元: COMSA Whitepaper Rev 1.0

従来のICOは配布量が決まっていたりすることが多かったのですが、COMSAのICOは発行上限なしで1ケ月以上受付けます。もうこの時点で1ケ月とかで短期的に儲けるのは難しい案件だと思います。トークンセール時に希望すれば誰でも、いくつでも買えますからね。

ICOバブルの時のように、クラウドセールで買って数か月後に上場したときに5倍10倍で売却する!みたいなことを考えられる案件ではないと思っています。

総発行量の決定方法が絶妙

  • トークンセールの参加者は、1USD相当の購入に対して、1 COMSA(シンボル:CMS)トークンを取得する。セール時には発行数の上限は設定されない。
  • トークンセール終了時、トークンセール参加者に発行されるトークン数と同数のトークンが追加発行され、総発行数はそこでロックされる。言い換えれば、申し込み数を100%とした場合、もう100%が追加発行されることとなる。
  • この追加発行された100%を分母として、そのうち10%がトークンセールのリフェラルボーナスとして紹介者に配布され、40%は既存のテックビューロ経営陣、ステークホルダー、開発者、従業員、契約社員、そしてCOMSA ICO協議会運営に配布される。50%はテックビューロが保持し、将来の開発、将来の配布、マーケティング、パートナーシップ、報酬、事業拡大などにあてがわれる。

引用元: COMSA Whitepaper Rev 1.0

トークンセール時は発行数量無制限で受け付けて、終了後に同数のトークンを発行。そしてロック。他のICOに比べて、関係者への割当が多いなという印象がある一方で、総発行量のロック。これが絶妙だと思うのです。

1COMSA=1ドル相当で買ったものが、瞬時に0.5ドルになるようにも見えます。つまり、投資したトークンの価値が実質半額からはじまる。という見方もできてしまいます。でも総発行量ロックなんですよね…。

これをどのように解釈するかによってCOMSAのICOへの投資するかどうするか分かれることになると思ってます。

ちなみに!
COMSAのICOへ投資する場合は、一般トークンセール開始してからなるべく早く購入をすることをおススメします。

+14%ボーナス10/2 14:00-10/4 14:00(JST)
+10%ボーナス10/4 14:00-10/11 14:00(JST)
+5%ボーナス10/11 14:00-10/25 14:00(JST)

期間中にCOMSAトークンのICOに参加した人は、上記のボーナスが付与されることも発表されました。詳細はCOMSA公式サイトでご確認ください。

COMSAのICO参加は損か?得か?

ICOに参加するかしないか…要は儲かるか?損をするか?どっちか知りたいですよね。トークンセールの価格と価値について、株式に例えて理解を深めたいと思います。

株式での例え話

株式会社を設立する場合、資本金1000万円で1000株発行して経営陣が保持するのが一般的ですよね。最初は1株1万円。(資本金1000万円以下でも設立できますが、ココでは細かな話は割愛)

で、肝心なのはココから!

創業した会社の事業が軌道に乗り始めたり、業績が上がってくると新株発行などエクイティ・ファイナンスを繰り返して、IPO(新規上場)という流れですよね。つまり、当初1株1万円だったものがIPO時(公募価格)既にに何倍・何十倍にもなっていているのが一般的です。

新規上場株を公募価格の10万円で買って、上場初値で20万円になったりするわけですが…元は1株1万円です。でも、公募価格で株式を買う時に元々は1株1万円だったのに、1株10万円で買わせるのは割高だ!scam(詐欺)だ!っていう人ってほとんどいないですよね?今回のCOMSAトークンセールも株の世界と似ていると思うんです。

考えようによっては元値の2倍で買える絶好のチャンスとも見ることができると思います。(ちょっと乱暴な比較ですがw)

そもそもICOはシード期への投資だから…損する確率は高い

実績のあるIPO直前の株式と、実態のないICOの公募価格を比較するのは乱暴すぎるので…ICOについて再度確認したいと思います。

そもそもICOに投資するというのは、株式でいうシード期への投資と同じだと思うんですよね。

IPOを目指す企業の成長フェーズ

シード期起業の準備段階
アーリー期発展・成長途上の企業
ミドル期事業が少しずつ軌道
レイター期株式上場を検討する時期
パブリック株式上場

シード期のプロジェクトへの投資だから、成功すれば爆益、失敗すれば無価値になる。こういったリスクは常に抱えているものだと思うのです。(実際、無価値になるプロジェクトの方が圧倒的に多いと思います)

だから、シード期のプロジェクトに投資をして、損をした/損しそうだったらscam(詐欺)だというのは自己中心的過ぎる考えになることに注意したいところです。「絶対儲かる投資」はない上に、シード期への投資ですからね。

ぼくが思う、COMSAのICO投資への懸念点・注意点

これらを前提として、COMSAに投資するかどうか?

ICO制が最大のリスク

COMSA(コムサ)がscam(詐欺)案件云々はというよりは、ICO規制の方がリスクだと思っています。この記事を書いていたら中国がICO規制して、ICO銘柄が大暴落しましたね…。幸先悪い。。

極端な話…ホワイトペーパーに夢や構想を書いただけで、何十億、何百億円ものお金をわずか数日で資金調達できてしまうわけですからね。従来の資金調達方法からみるとハッキリ言ってICOは異常です。

銀行やベンチャーキャピタルの存在意義、存在価値が問われることになるし、ICO市場が拡大するにつれ株式市場のあり方も問われることになります。かっこよく言えば、フィンテック革命かもしれないですが…投資家保護のためにも何らかの規制は必要ですね。

ICO規制は必要。でも規制のレベルによる。

売買されるすべてのトークンに価値があるのであれば革新だと思いますが、これに目をつけてやる気のない実態のないトークンで資金だけを集める詐欺が横行するものまた事実。今後、中国の他にも仮想通貨やICOに関する法律・規制がでてくると思います。

詐欺案件だけを排除する規制にしてほしいところですが、詐欺案件だけを排除するのは事実上不可能。また、ICOを規制する国の思惑も見え隠れするのでその点も注意が必要なのかなと。

ICOが低迷すると、COMSA(コムサ)トークンの価格も低迷することに繋がるので…どの程度ICOが規制されるかどうか…はアンテナを張っていないとダメだと思ってます。

ロックアップの有無が明記されていない

COMSAの上場直後に、追加トークンを手にした関係者が現金化するために大量に売却してくる懸念はあります。

COMSA(コムサ)のホワイトペーパーには、トークンの総発行量の決定プロセスが明記されており、追加トークン発行後の総発行量はロックされます。でも、経営陣らのトークン売却に関するロックアップについては記載がありません。

ロックアップとは?
会社役員・大株主・ベンチャーキャピタルなどの公開前の会社の株主が、その株式が公開された後に一定期間、市場で持株を売却することができないよう公開前に契約を交わす制度のことをいう。
引用元: 証券用語解説集

トークンセール時に無制限で発行した上で、関係者が売却してくるとなると…まぁ短期的に儲かるイメージはできませんね。。。また、COMSAのサービスが軌道に乗る前に莫大なキャッシュを手に入れてしまい、開発モチベーションが低下しないことを祈らなければなりません。

COMSAのICO投資に向く人・向かない人

COMSAのICO投資しない方がいい人

  • 数か月単位で利益を出したい人
  • トークン価値が投資額に対して最初から実質半額近くなるのが損と考える人
  • ICO規制リスクが不安な人

COMSAのICO投資しない方がいい人

  • 数年単位で利益がでればいいと考えれる人
  • 規制があっても、ICO市場は拡大すると考える人
  • NEM(XEM)の可能性を信じている人

ぼくがCOMSAに期待すること

ICOのデファクトスタンダードを取る!

日本って仮想通貨法を早めに施行したり、意外と仮想通貨の環境インフラの整備は進んでいる方だと思うんですよね。(仮想通貨の投資家は技術を知らずにトレードしてるって揶揄されてるようですがw)

中国はマイニング事業を歓迎しているけどICOには消極的なようなので、日本がICOのデファクトスタンダードを取れたらかなりすごいことになると思います。海外の起業家が日本のCOMSAでICOしよう!みたいな流れができたら楽しいですよね♪

COMSAはICOをゴールとして考えてよね?

株式の世界でもIPOがゴールになっている銘柄もあるので、ICOが仮想通貨界隈のゴールになってしまう可能性もありえます。じゃ、テックビューロ社はどうか?

NEM(XEM)の暴騰と、先日のZAIFトークンの冒頭で、もうすでに充分稼いでいるでしょ。きっと。普通に考えて…コアメンバーはもう働かず一生生活していけるくらい億単位ですでに持っているはずだと思うんですよね。そういう状態で、さらに攻めていくということは、もっと本気で大きなことを狙っている表れだと思うんですよね。というか、そう信じたい。。

つまりは、COMSAのICOで莫大なキャッシュを手にいれても、モチベーションを下げずに開発とマーケティングを強化し続けてほしいと願ってます。。

ぼくの投資方針

COMSAのプロジェクト自体はポジティブに捉えています。応援するという意味で今のところICOに参加するつもりですが、利益を意識した投資はできないかなーっというのが本音です。ICO規制動向と総発行量の決定方法が気になっています。

あとはトークンセール期間中にどういう声が出てくるかによりますかね。「COMSA絶対儲かるよね」的な感じで参加者が多くなりそうならICO投資には参加しない、「COMSAは損するからやめとけ」みたいな声が多ければICOに参加しようと考えてます。